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日別アーカイブ: 2026年1月13日

三笠観光のよもやま話~第26回~

皆さんこんにちは!

三笠観光、更新担当の中西です。

 

 

~高度経済成長と観光バス黄金期~

 

観光バス業が大きく飛躍したのは、高度経済成長期です。生活が豊かになり、働き方が変わり、企業文化と学校行事が“旅”を制度として支えるようになります。
この時代の観光バスは、単なる移動手段ではなく、「団体で一緒に体験する日本」を作る装置でした

1)社員旅行の時代:職場の結束を“旅”でつくる♨️

高度成長期、企業は拡大し、人は都市へ集まり、組織が大きくなります。そこで生まれたのが、社員旅行という文化です。

  • 新入社員歓迎

  • 部署の親睦

  • 成績達成のご褒美

  • 忘年会・慰安旅行
    こうした名目で、団体旅行が盛んになります

観光バスは社員旅行と相性抜群でした。集合場所から一気に運べて、移動中も宴会の前哨戦のように盛り上がれる。サービスエリアでの休憩も、旅の記憶になります
「バスの中の時間」そのものが、旅の一部になった時代です

2)修学旅行の定着:学びと旅が結びつく

もう一つの大きな柱が修学旅行です。
学校教育の中で“集団行動”や“社会見学”が重視され、定番ルート(歴史都市、工場見学、平和学習など)が整備されていきます。
修学旅行は人数が多く、時間管理が厳密で、安全が最優先。ここで観光バス会社は、運行技術だけでなく「運営力」を磨きます‍✈️✅

  • 乗降の誘導

  • 点呼

  • 荷物管理

  • 休憩計画

  • 緊急時対応
    こうしたノウハウは、観光バス業の“組織力”として蓄積されていきました。

3)高速道路・観光ルートの拡張:遠くが近くなる️

道路インフラの整備が進むと、観光バスの行動範囲が一気に広がります。
「日帰りで行ける距離」が伸びると、日帰りツアーが増え、週末観光が活性化します。
さらに宿泊を組み合わせれば、広域周遊が可能になる。
観光バスは、地域観光を“点”から“線”へ変える力を持ちます️✨

この時代に、観光地側も団体受け入れの設備を整えます。大型駐車場、団体食、集合トイレ、土産の導線。
観光バスの増加は、観光地の“作り”そのものを変えたのです️

4)バスの快適性が進化:旅の質を上げる技術

需要が増えるほど、「より快適に」「より安全に」という競争も生まれます。
冷房、暖房、座席、サスペンション、騒音の低減。
観光バスは“移動の箱”から“快適な旅の空間”へ変化していきます✨

そして観光バス業のサービスは、運転だけではなく、

  • 乗務員の接遇

  • 案内

  • 車内清掃

  • 運行の正確さ
    といった“旅の品質”として評価されるようになります

5)黄金期は「団体文化」が観光バスを育てた

社員旅行と修学旅行。
企業と学校という大きな制度が団体旅行を支え、道路整備が遠距離移動を可能にし、観光地側も団体受け入れを整えた。
観光バスはこの時代に、産業としてのスケールと、サービスとしての型を確立しました

 

 


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